お知らせ

2019.7.3

【夏のギフト・お中元マナーの紹介】御菓子所高木コラム2019年7月号

いつも御菓子所高木オンラインショップをご愛顧いただきましてありがとうございます。 
色々なことがあった2019年も後半に入りました。今回は「お世話になった方への感謝の気持ち」と「末永くよろしくお願いいたしますという挨拶の意味」を込めて贈る「お中元のマナー」についてお話していきます。

・そもそもお中元とは?
お中元とは1年の上半期の区切りとなる7月から8月の間に目下の人から目上の方に贈ることが一般的とされてきました。 

お中元とセットとして御歳暮が頭に浮かぶ方が多いのでないでしょうか?お中元は1年の上半期の感謝を込めて贈るのに対し、御歳暮はその年1年間の感謝を込めて贈るギフトとされています。基本的にこの2つは対にして送るものですが、どちらか一方にする場合は御歳暮のみを贈るべきとされています。 
 
・お中元を贈るタイミングとは?
お中元を贈るタイミングについてですが、私も知らなかったのですが地域によって差があるようです。
北海道、東海、関西、中四国…7月中旬~8月15日
東北、関東…7月初旬~7月15日
北陸…地域によって7月前半と7月中旬~8月15日とに分かれます。
九州…8月1日~8月15日
沖縄…旧暦の7月15日まで(2019年は8月15日まで)
贈る相手の住んでらっしゃる地域に合わせて贈るように心がけましょう。また、もし贈る時期を過ぎてしまった場合は「暑中見舞い(立秋まで)」や「残暑見舞い(立秋~9月頃まで)」として贈りましょう。
 
・お中元を贈る相手とは?
一般的な相手としては、会社の上司や仕事上お付き合いのある方など目上の方に贈ります。仕事関係以外でも、恩師や離れて住んでいる家族や義理の両親などに贈る方も多いでしょう。その一方で送ってはいけない相手もいます。例えば公務員の方や会社の方針としてお中元のやり取りを禁止している方などです。ですので、初めて贈る相手には住所などを聞く際にあらかじめお中元を贈ってもよいかどうか確認しておいた方が無難です。
 
・お中元の品を選ぶポイントとは?
一般的に3000円~5000円の品が相場とされています。
定番の品としては、お酒・お菓子・生鮮食品などがあります。 これから暑さが本格的になる事もふまえると、ゼリーや水ようかんなどの冷やして召し上がるものもおすすめです。
 
 
・お中元を贈る時に気を付ける事は?
お中元を贈る際には「御中元」と表書きが書かれた紅白の熨斗紙(のしがみ)を掛けましょう。また、贈る品物が日持ちのしない要冷蔵品の場合などは相手が在宅しているタイミングを前もって聞いておく事も必要となってまいります。

・お中元をもらったら…
お中元を受け取った場合は無事届いたことを知らせる意味も込めてお礼の電話もしくは御礼状を出すのがマナーとなっています。基本的には目下の人から目上の方へ贈るのがお中元ですから、返礼をする必要はありません。ただし、送り主が同僚や友人といった場合には、同程度の金額のものを「暑中見舞い」や「残暑見舞い」としてお返しします。


今回は夏のギフト「お中元」についてご紹介させていただきましたが、いかがでしたでしょう?これまでお中元を贈ったことのない方も、どういったものか分かってくると抵抗がなくなって来るのではないでしょうか?今年も暑い夏がやってまいります。お世話になっているあの人がこの夏元気に乗り切れるように、贈り物を贈ってみませんか?

オンラインショップならびに店頭にて皆様のご来店をお待ちしております。
 
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