2018.9.4
【ご存知ですか?お彼岸の意味と由来】御菓子所高木コラム2018年9月号
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今年の秋の彼岸は9月23日の秋分の日を中日として、9月20日から26日までとなっています。お彼岸と聞くとなんとなくおはぎを食べ、お墓参りに行くそんな方も多いかと思います。では、その由来をご存知ですか?
お彼岸は春と秋の年に2回あります。お彼岸に食べる物と言えば「ぼたもち」と「おはぎ」です。一見同じお菓子ですが、「牡丹」と「萩」の花の季節に合わせて、春が「ぼたもち」秋が「おはぎ」と呼び分けるのだそうです。ちなみに御菓子所高木では呼び名の混乱を避けるために春も秋も「おはぎ」と呼んでいます。
ではなぜお彼岸にあんこを食べるのでしょう?
あんこに使われる「小豆」は古くから魔除けの効果があるとされてきました。小豆を食べることにより、春は作物が豊かに実ることを願い、秋は作物がたくさん収穫できたことに感謝をしてきたのです。
今度はお彼岸を仏教の面からみてみましょう。
そもそも「彼岸」とはこちらとは反対側にある岸、つまり仏様の世界の事を意味します。
春分と秋分の日は太陽が真東から昇って真西に沈み、昼と夜の長さがほぼ同じになる特別な日です。古くから極楽浄土は西の彼方にあるとされていたので、この日は仏様の世界に最も想いが通じやすくなるとされています。また、春分や秋分の日に真西へ沈む夕日を拝む事で徳がつめるともいわれています。
お彼岸に小豆を食べることの意味、お墓参りをする意味がお分かりいただけたでしょうか?
「暑さ寒さも彼岸まで」と申します。この厳しい暑さが少しでも早く和らぎ過ごしやすい秋が訪れる事と、秋分の日にきれいな夕日が拝めるよう9月23日が晴れる事を祈っております。
小豆をたっぷりと使った、お彼岸におすすめのお菓子はこちらでご紹介しております。
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